黒木 実

個から全体への挑戦・応援・連帯

建築家の経験を活かして住みよい街を、まちづくりの仲間たちと共に築いていきます。

まちづくりレポート


I love Setagaya

 

私はこの街が好きです

芽吹きの風・われら世田谷区民隊

 

 

 ひとりひとりの想いが地域の新たな創造へ

 

 

区民参加

 

一身独立して、一国独立す。

学問のすすめ)

 

 

 

 

 道路・箱ものから生活・環境に密着した

“市民主義社会”に大転換

 

 

 

区民生活優先

 

 

 

 

 グレーインフラ(コンクリート)からグリーンインフラ(みどり・自然力)

による街づくりの時代に大転換

 

 

みどり豊かな街並みの形成と

インフラコストの削減

 

 

 

 

公共施設は改修して機能を補い使い続ける時代に大転換

 

 

税金・CO2・産業廃棄物の削減

 

 

 

 

 あなたの一票の風が、区を変える

 

 

 

投票率の向上

 

 

 

 

世田谷区議会に政党政治はいらない

 

 

 

議会の活性化

 

 

公共性の喪失

「それぞれが自分のなかにひきこもり、ほかの者たちすべての運命に対して、他人であるかのように振舞う。彼にとっては自分の子供と良き友人たちだけが人類のす べてなのである。仲間の市民たち とは交わるかもしれないが彼らを見てはいない。彼らに触れるかもしれないが、彼らを感じてはいない。彼は自分自身の中にだけ、また自分自身のためだけ存在 するのだ。もし、こうしたあり方で彼の気持ちに家族の意識が残っているとしても、社会の意識はもはや残っていないのである。」 トクヴィル

 

私の民主主義

●「自由な討論のあるところでは、意見の相違は流れ行く雲のように消えていく。そして以前より空は晴れ穏やかになる。」

●「社会の最終的な権力、その安全な保管場所としては、大衆以外に私は知らない。もし大衆が健全な判断力をもって自分達の力を行使できるほどに啓蒙されていないと思われるなら、その救済方法は大衆の判断力をとりあげてしまうことでなく、彼等の判断力を活かすことである。」 トーマス・ジェファーソン


民度

どこの国の誰の事か忘れたが、国会議員に当選したその人が町を発つ時に、町の人々はその人にこんな言葉を贈っ た。「我々はあなたを、我が町から国に送る事を誇りに思う。私達はあなたの名でこの町に学校や橋や道路ができる事を決して望んではいない。また、そのよう な事を喜ばない。あなたは我が町の為に仕事をするのではない。国の仕事をするために送ったのだ。」と。

 

世田谷区都市計画審議会審議委員の公募に提出した作文です
「都市は美しくあらねばならない、美しさとは秩序以外にない。人の心はあらあらしさに堪えがたく秩序のなかで安らぐ。」この言葉は、文化勲章作家司馬遼太郎さんが「日本人と土地」という随筆集で書かれていたと記憶する。戦後の焼け野原から、目覚しい経済発展を成し遂げてきた日本であったが、都市は何度かの経済 的な大きな波や、法改正によって今日の姿になった。都市に住む人々にとって、この秩序を失いかけた都市の姿は、安全、安心のもとで、心落ち着けて生活を楽しむ世界になっているかと考えると、首を傾げる人が多いのが現状ではないだろうか。住宅地では土地がどんどん細分化され、細分化されない大きな土地は大規模な開発が行われ、数十年掛けて作り上げて来た、少なくても地域にとっては秩序性を持った良好な並みが壊されて来ているのが現実である。「都市は美しくあらねばならない」という司馬さんの言葉は私権や便利という壁によって「美しい」という言葉を共有化できる議論がなされないまま、法の許す範囲で各自が自由に建築をしてきてしまった結果が今日の姿になってしまったと考える。都市、若しくは街並みという人々が共有する空間は私権を越えたところで考え、計画されるべき世界ではないかと私は思う。では、今日の状況をいかにして打破していかねばならないのだろうか。都市を構成する個(建築・私)と全体(都市・公)を繋げる良好なコードをいかにして見つけるかという事がこれからの都市政策の課題である。そのコードは税や環境、経済、産業、教育、福祉などといった、大きな視点からのアプローチの方法と自治会や町内会といった、生活に身近な部分のコミュニティーを活用した草の根運動的な視点の中から生まれてくるコードがあるのではないだろうか。大きな視点、身近な小さな視点それぞれの長所短所を議論し、短中長期的な目標を掲げて、相互に連関し合える良い状況が生まれるような仕組み作りをしていく必要があるだろう。今までのように法や行政の力だけに頼るのではなく、住民一人一人が、個と全体の有り様が自分達の生活、しいては財産の価値を高めるという意識を持ち、その有り様が自らが参加し努力することで人間味をもった美しい都市が生まれるという希望を持って行動に移したい。

 

世田谷区本庁舎等整備審議会審議委員の公募に提出した作文です

「歴史の記憶は人々の体内に宿る」

穏やかな秋の好日、多くの人々が先祖のお墓の前で手を合わせる。子供たちの明るい声が、苑内に響き、のんびりと赤トンボが 空中を遊泳している。人は延々と辿ってきた歴史の内に、 家族や民族の記憶を想いだし、未来への希望の糧の一粒としている。歴史の記憶は、身体を形成する60兆個の細胞に遺伝子としてコピーされ、秩序立てられて いく。このコピー作業が人が人である為の無言の言葉となって継続される。優れた先人達の残したその時代の精神や技術はその時代を覆っていた空気を内包し て、現存する形あるものは後世に語りかけてくる。それは今という時代を生きる我々に、貴重な有形の資産として何ものにも代え難い財産として引き継がれ、形 あるものは空間を作り、街並みを形成し地域の風景と成り、人々が安心して過ごせる時間的重さを持った心の拠り所となる。勝手、お寺や神社がその役目を担っ てきたように、戦後日本の復興の足跡を残す近代建築は歳月の流れの中で人々に、戦後日本の発展や人々の叡智や弛みない努力を、街の歴史の記憶として体内遺 伝子にコピーしてきた。人は歴史の記憶の大切さを知っているが故に、先祖のお墓の前で手を合わせ、今の自分と未来の子供達へ夢や、安寧を託すのである。司 馬遼太郎の言葉に「都市は美しくあらねばならない、美しさとは秩序以外にない。人はあらあらしさに堪えがたく秩序のなかで安らぐ。」と語っている。秩序と は長い年月かけて作られてきた、慣れ親しんだ空間の内に宿る自然に近い状態であるが故に安らぐ。作られ、壊される歴史は人々から安らぎと空間を奪う。その 事を人々が考えその価値を自らの安らぎの証として持ち得た時に、社会は歴史の中に健全な確かな成長を感じるのである。

 

 


もう一つの世田谷区基本構想を「まちづくりの仲間たち」有志で検討してきました